鉄骨造について

鉄骨造の防音性は、木造よりマシという程度

S造と呼ばれる鉄骨造は、柱や梁などに鉄骨を使用した骨組になった構造をいい、Sとはスチールの略です。
イメージしやすいところでいうと、木造の柱が鉄になったものといえば一番わかりやすいでしょうか。

鉄骨造には軽量鉄骨造と重量鉄骨造の2種類があり、違いはそのままで、柱や梁などの骨組の太さと鉄骨の厚みに差があることです。
鋼材の厚みが6mm未満であれば軽量鉄骨造、6mm以上なら重量鉄骨造といえます。

軽量鉄骨造は、一般住宅、賃貸アパート、小規模店舗などで多く、重量鉄骨造は、ビルや高層マンションなどで見られ、鉄骨といっても、軽量鉄骨造の防音性は木造よりは少しマシという程度で、大差はないでしょう。

重量鉄骨造においても、軽量鉄骨造よりはマシという程度で、鉄筋コンクリート造や鉄骨鉄筋造と比べると、鉄骨造との間には大きな差があるといえます。

鉄骨造は、柱以外の部分は木造ですから、結局、防音性については木造と同じようなことになってしまうのです。

賃貸物件で考える場合は、S造といっても音の漏れを念頭に入れておいたほうがよいでしょう。

 

大家さん次第で高められる防音性

鉄骨造の防音性は低く、木造と同じ程度になりますが、防音性をグレードアップする方法があります。

これは大家さんに関係することで、賃貸物件を建てるか、リフォームしようとしている方でないと説得力はありませんが、2階以上の建物なら、上下の床の間にグラスウールなどの吸音材や緩衝材などを入れたり、同じことを室内壁の間にも入れたり、かなりしっかりした対策をすれば、吸音性を高められることが考えられます。

ですから、賃貸で借りる側になると、そこまで大家さんや営業マンに質問をすることは難しくなりますが、思い切って質問を投げかけてみることも一つあるでしょう。

もし、あやふやな答えだったり、嫌な顔をされたりしたら、その物件は縁がなかったのです。

同じ家賃でも一生懸命に考えてくれる大家さんの別物件を探しましょう。